Android OS上でKotlinを用いてHello, world!
を出力するまで。IDEはIntelliJ IDEAを使用。
@Contents
下準備
- Android SDKのインストール設定を設定(最新版でOK)
- 上部メニューのFile -> New -> Project…でAndroidを選択
- Select a project templateではEmpty ActivityでOK
- これで完了
Hello World!
実はデフォルトでHello World!
と出力されるようになっている。わざわざコードを書くまでもなくだ。プロジェクト作成時のactivity_main.xml
(layout
)はこちら↓
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<androidx.constraintlayout.widget.ConstraintLayout
xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
xmlns:tools="http://schemas.android.com/tools"
xmlns:app="http://schemas.android.com/apk/res-auto"
android:layout_width="match_parent"
android:layout_height="match_parent"
tools:context=".MainActivity">
<TextView
android:layout_width="wrap_content"
android:layout_height="wrap_content"
android:text="Hello World!"
app:layout_constraintBottom_toBottomOf="parent"
app:layout_constraintLeft_toLeftOf="parent"
app:layout_constraintRight_toRightOf="parent"
app:layout_constraintTop_toTopOf="parent"/>
</androidx.constraintlayout.widget.ConstraintLayout>
TextView
-> 文字列を表示するUIのクラス
Androidエミュレータで実行
Androidエミュレータを使うことで必要に応じて画面サイズやOSのバージョンの異なるものを複数用意でき、それらの端末でどのように表示されるか疑似的に確認することが可能だ。もちろん、実機を用いた検証も可能なのでどちらを選ぶのかはあなた次第。
仮にエミュレータを使う場合の設定手順↓
- 上部にあるAVD Managerをクリック
- + Create Virtual Deviceをクリック
- すると様々なハードウェアが選択可能になるので必要に応じて選ぶ
- 今回はPixel 3aにしてみた
- System ImageではOSバージョンと対象とするCPUを選択
- 対象のDownloadボタンをクリック
- ダウンロードが完了したらインストール
- 再生ボタン(▶︎)をクリック
このようなウィンドウが出てくればOK。マシンのスペックにも依るけど私の場合8GBしかないメモリをガッツリ消費してファンがブンブン回る。まあ、6年前のPCだからしょうがないといえばそうだけど……。エミュレータを使ってアプリ開発するなら最低でも16GBは欲しいところね。

実機で実行
メモリが心配であれば実機で実行する方が安心かもしれない。ただし、実機を持ってないといけないのでiPhoneを使ってる人は諦めましょう。
- 設定アプリを起動して端末情報の中のビルド番号の部分を7回タップ
- 一つ前の画面に戻ると開発者向けオプションが追加されている
- 開発者向けオプションを開き、画面上部で開発者向けオプションをオンにする
- USBデバッグもオンにする
- USBでPCに繋ぐ
- スマホ側にポップアップが表示されるのでこのパソコンからのUSBデバッグを常に許可するにチェック
- OEM Dirversから各社のページへリンクし、指示にしたがってドライバをインストール
- GoogleデバイスであればGoogle USB Driver | Android Developersからダウンロードしてインストール
- エミュレータのときと同様に機種を選択し実行